[ Diary ]
11月29日。
構想から約2年をかけて計画された福井県立「こども歴史文化館」はオープンいたしました。この施設は県立図書館の新設移転に伴い利用されなくなった旧県立図書館をリフォーム改造して作られたもので、由利公正、朝倉義景や紫式部など福井ゆかりの「先人」や現在、産業やスポーツ、芸能分野で活躍している「達人」を取り上げ、その功績に関する展示が行われたいます。
また、福井出身の学者、南部陽一郎、白川静両博士の功績についても分かりやすく説明するためのいろいろな設備が用意され、子どもが飽きない形で理解できる工夫がされています。
開館の式典に先駆け、福井ゆかりの歴史上の人物に仮装した子どもたちによるオープニングアトラクションが持たれ、ほほえましい状況の中スタートいたしました。
この文化館が子どもたちにとって、取り上げられている「先人」「達人」が生まれた土壌としての福井県を理解し、福井県を誇らしく思え大好きになってもらえる機会が得られる場所となればいいなという思いを強く持ちました。