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活動報告

2009年6月10日(水)

[ 活動報告,雑感 ]

6月10日。

主要地方道武生米ノ線県道帆山王子保停車場線・中小屋武生線そして丹南都市計画道路戸谷片屋線、これらの早期整備を促進する期成同盟会の平成21年度総会がそれぞれ開催されました。

戸谷片屋線建設促進規制同盟会においては来賓の一人として私も祝辞を述べさせて頂きました。

よく公共工事は悪、道路整備については特に否定的な論調がマスコミなど見受けられることがあります。しかし、道路が全て悪いわけではなく県民生活を維持する上で、スムーズに移動できる交通インフラの整備は不可欠だと考えています。

 「交通量の少ない道路」という表現があったり、「便益÷コスト」という道路建設上の評価軸がありますが、これにも違和感を覚えることがあります。道路建設によってメリットを受けられる人が多くいれば作るけど少なければ作らないというのであれば東京、大阪ばかりに道を作ったり、現道の改修はしても、福井の道は放っておくということにもなりかねません(もともと人口に差があるのですから東京の環状8号線の通行量は福井県の国道8号の何十倍? 何百倍??にもなると思います)。

 使う人が少なくても、必要なものは必要なのです。今まで国にお金があったから東京、大阪など大都市の道路整備から始めてきたけど、最近、お金がないので地方についてはできなくなった・・・・では、格差がどんどん広がっていくようことにはなりませんか?? 国全体としての財政再建のために今まで公共投資の低かった地方に犠牲を強いるのは論理的におかしいと思うのですが・・・

祝辞を述べる宮本俊

祝辞を述べる宮本俊

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2009年6月9日(火)

[ 活動報告 ]

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6月9日。

独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)ドイツ邦環境財団(DBU)の主催による「第2回日独環境フォーラム」に参加いたしました。

このフォーラムは環境先進国といわれるドイツと環境技術において先進的な日本が強調と競争を行うことは国際的な課題の克服という点からも意義深いものとなるとの観点から催されたものです。

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(写真左:村田NEDO技術開発機構理事長 右:イェニケDBU理事)

 村田成二NEDO技術開発機構理事長、マルティン・イェニケDBU理事の主催者挨拶の後「未来に向けたエネルギー供給のシナリオ」というテーマでドイツ航空宇宙センター 熱力学技術研究所 システム分析・技術評価部 部長 ヴォルフラム・クレヴィット氏より「グローバルタスクとしての省エネ・新エネの推進」というテーマで経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 部長 羽藤秀雄氏より、そして「日本におけるエネルギー・環境技術への取組み」というテーマでNEDO技術開発機構 理事 小井沢和明氏の基調講演が行われました。

 各氏より、今後のエネルギー需要予測をベースに地球温暖化を回避しつつ産業発展を行ううえで省エネ・新エネがいかに重要なテーマとなってくるか、また、新エネとして期待される太陽光、風力、バイオマス、地熱などのエネルギーを始め、集中太陽熱(単に電気化してエネルギーにする太陽光発電ではなく曲面鏡などで太陽光を集中させ熱エネルギーを回収する技術、蓄熱できるというメリットがある)や系統連携技術(Grid-Connection Technology:比較的不安定な個々の新エネを最適にミックスさせ系統化、ネットワーク化すすことにより安定して良質な配電を行う技術)などの新しい試みの現状に話が及び、非常に刺激を受ける内容でした。

 講演後、質疑応答のセッションがありましたので、私は「廃棄物処理法など廃棄物に関する規制とバイオマス推進をどのように整合性を取っていくか、また、バイオマス推進のためどのように関係監督庁に働きかけるのか?」という質問をさせて頂きました。小井沢理事からは「規制VS技術の議論は常にあり、例えば自動車の排気ガスについては国土交通省との連携で進めている。この問題の特効薬は技術の向上であり、安定した良質な技術の発展により当該規制は緩和されると考える」というお答えを頂きました。また、羽藤経産省部長より「地方に分散したエネルギー資源の発掘という意味でバイオマスについては国としてバイオマス日本を掲げ、大きな可能性を感じている。地域の創意工夫を含め、関係省庁と一つ一つ課題を整理し、解決していく形で進めていくつもりである」とのお話を頂きました。

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2009年6月7日(日)

[ 活動報告,雑感 ]

6月7日。

福井県が1年以上の期間を掛け準備してきた「第60回全国植樹祭が福井市一乗谷朝倉氏遺跡にて天皇皇后両陛下をお迎えし、いよいよ開催となりました。

記念式典に先駆け、私も県議会議員の一員として植樹をさせて頂きました。植樹させて頂いた木は「ヤブツバキ」、小さな可愛い苗でしたが、後の天皇陛下のお手播きされた木でもあり、県内の海岸近くの山地に自生し美しい赤い花を咲かせるそうです。

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(写真左:ヤブツバキの苗、植樹を終えたところ)

 その後、メイン会場にて式典となりました。大会テーマは「未来へつなごう 元気な森 元気なふるさと」。森の育成には約40年の歳月が必要といわれています。未来に向け、豊かな森林を維持・改善していく為には現在の大人がその重要性を認識して進めていくことはもとより、そのことを子どもや若い世代へつないでいくことが大切です。したがってこの大会では小中高校生に合唱、吹奏楽、各種パフォーマンスなど、随所にご活躍を頂きました。

県としてはこのイベントを一過性のものに終わることがないよう、永続的に以下の三つの県民運動を展開して行きます。

〇「健康長寿ふくい」の自然を知り、伝える運動

〇元気な森を作る運動

〇花と緑にあふれるふるさとをつくる運動

女優の貫地谷しおりさんのナレーションと共に、県民が誇れる福井のすばらしさが会場の大型スクリーンに叙情的に映し出され、各種パフォーマンスとともに感動的なイベントとなりました。改めて思いました。。。 福井は素晴らしい!! 福井が大好き!!

天皇皇后陛下におかれましては終始、にこやかにイベントをご覧になり、特にお手植え、お手播きの際には鍬をお渡しした小学生と笑顔でお話になっておられ、日本国の象徴としてのオーラを感じることとなりました。

森は単に木材の生育場所となるだけでなく、その偉大な保水力による災害防止や地球温暖化対策などその機能の多様性が最近見直されてきています。福井県議会では先の議会に議員発議により「森づくり条例」を制定いたしました。この条例を実際に有機的に運用することにより福井の森を守っていかなければ、そしてそのことを次の世代の人たちにしっかり伝えて行かなければと思いを新たにする1日でした。

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