[ 活動報告,雑感 ]
6月10日。
主要地方道武生米ノ線、県道帆山王子保停車場線・中小屋武生線そして丹南都市計画道路戸谷片屋線、これらの早期整備を促進する期成同盟会の平成21年度総会がそれぞれ開催されました。
戸谷片屋線建設促進規制同盟会においては来賓の一人として私も祝辞を述べさせて頂きました。
よく公共工事は悪、道路整備については特に否定的な論調がマスコミなど見受けられることがあります。しかし、道路が全て悪いわけではなく県民生活を維持する上で、スムーズに移動できる交通インフラの整備は不可欠だと考えています。
「交通量の少ない道路」という表現があったり、「便益÷コスト」という道路建設上の評価軸がありますが、これにも違和感を覚えることがあります。道路建設によってメリットを受けられる人が多くいれば作るけど少なければ作らないというのであれば東京、大阪ばかりに道を作ったり、現道の改修はしても、福井の道は放っておくということにもなりかねません(もともと人口に差があるのですから東京の環状8号線の通行量は福井県の国道8号の何十倍? 何百倍??にもなると思います)。
使う人が少なくても、必要なものは必要なのです。今まで国にお金があったから東京、大阪など大都市の道路整備から始めてきたけど、最近、お金がないので地方についてはできなくなった・・・・では、格差がどんどん広がっていくようことにはなりませんか?? 国全体としての財政再建のために今まで公共投資の低かった地方に犠牲を強いるのは論理的におかしいと思うのですが・・・

祝辞を述べる宮本俊
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