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活動報告

2009年6月7日(日)

[ 活動報告,雑感 ]

6月7日。

福井県が1年以上の期間を掛け準備してきた「第60回全国植樹祭が福井市一乗谷朝倉氏遺跡にて天皇皇后両陛下をお迎えし、いよいよ開催となりました。

記念式典に先駆け、私も県議会議員の一員として植樹をさせて頂きました。植樹させて頂いた木は「ヤブツバキ」、小さな可愛い苗でしたが、後の天皇陛下のお手播きされた木でもあり、県内の海岸近くの山地に自生し美しい赤い花を咲かせるそうです。

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(写真左:ヤブツバキの苗、植樹を終えたところ)

 その後、メイン会場にて式典となりました。大会テーマは「未来へつなごう 元気な森 元気なふるさと」。森の育成には約40年の歳月が必要といわれています。未来に向け、豊かな森林を維持・改善していく為には現在の大人がその重要性を認識して進めていくことはもとより、そのことを子どもや若い世代へつないでいくことが大切です。したがってこの大会では小中高校生に合唱、吹奏楽、各種パフォーマンスなど、随所にご活躍を頂きました。

県としてはこのイベントを一過性のものに終わることがないよう、永続的に以下の三つの県民運動を展開して行きます。

〇「健康長寿ふくい」の自然を知り、伝える運動

〇元気な森を作る運動

〇花と緑にあふれるふるさとをつくる運動

女優の貫地谷しおりさんのナレーションと共に、県民が誇れる福井のすばらしさが会場の大型スクリーンに叙情的に映し出され、各種パフォーマンスとともに感動的なイベントとなりました。改めて思いました。。。 福井は素晴らしい!! 福井が大好き!!

天皇皇后陛下におかれましては終始、にこやかにイベントをご覧になり、特にお手植え、お手播きの際には鍬をお渡しした小学生と笑顔でお話になっておられ、日本国の象徴としてのオーラを感じることとなりました。

森は単に木材の生育場所となるだけでなく、その偉大な保水力による災害防止や地球温暖化対策などその機能の多様性が最近見直されてきています。福井県議会では先の議会に議員発議により「森づくり条例」を制定いたしました。この条例を実際に有機的に運用することにより福井の森を守っていかなければ、そしてそのことを次の世代の人たちにしっかり伝えて行かなければと思いを新たにする1日でした。

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コメント [1]  トラックバック [0] 投稿者 : 宮本 俊
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コメント

■両陛下、全国植樹祭出席=負担軽減でお言葉省略-福井-日本の森に必要なのは間伐、伐採、植樹などとに万世一系の天皇陛下のお手を煩わせてよいものだろうか? こんにちは。今日本の森林は崩壊の危機にさらされています。その原因の大部分は、間伐や伐採が行われないため、林床まで光が届かないため、草木も育たず、そのため、それを餌にする小動物、さらには小動物を餌にする大きな動物なども姿を消しています。また、マツタケなども育たなくなりました。今日本の森の大半は、遠くから見ると青々として素晴らしくみえるのに、いったん森に踏み込んでみると林床は砂漠のようになっているところが大半です。それなのに、何かといえば、植樹ばかりおこっなています。そうした無意味な行為に、天皇陛下のお手まで煩わせているというのが、現在の状況です。このようなことはやめて、いわゆる営林(計画的に間伐、伐採を行い森を育てること)をきちんすべきときに来ていると思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
yutakarlson | 2009.6.8 10:13
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