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活動報告

2010年4月22日 のアーカイブ

2010年4月22日(木)

[ 活動報告 ]

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4月21日。

 一年生議員3人(大森氏、鈴木宏紀氏、私)は福井県東京事務所において東京大学Forum for the Future(フォーラム・フォー・ザフューチャー:FFF)の森下裕介代表理事と藤井薫氏、2名との意見交換会を持ちました。

 FFFとは学生をはじめとする若い世代から東京と地方の交流を活性化し、地方の理解を進めることにより地域再生を目指したいと考えている学生団体で森下代表がこのホームページをご覧になり直接メールを送ってくれたことからこの会合が実現したわけです。

 彼らが今構築を目指しているものは「コンソーシアム・ジャパン」というもので(コンソーシアムとは一つの目的に沿って複数の企業や組織が作る共同体を意味します)、企業、大学の先生、自治体などでコンソーシアムを作り、まちづくり等それぞれの課題についてその解決のためにプロジェクトを設定、それぞれの専門家が対応していくというものです。テーマを「ジャパン・イニシアチブ」と設定し、そのコンソーシアムの機能により真の産官学連携を行い、地方分権を軸に筋肉質な国づくりを志向し世界一の知的国家を目指すという壮大なものです。
 当日は各議員から内容についての質問から現状考えられる課題の洗いあげなど活発な意見交換が行われましたが、3人それぞれが個人ベースにてできる限りの応援をしていくこと、そして、福井県が政策として挙げているファームステイ(農家や漁家に都会の方が民泊し福井の良さを感じて頂く)をテーマとして取り上げ、そのコンソーシアムで対応してもらうことからスタートすることを結論としました。

 私自身の感想としては、20歳という若さと熱意にエールを送り、応援していきたいという心情的なものもさることながら、以下の点で大きな可能性を秘めていると感じました。
○地方における産官学連携は理系のもの、つまり、最先端技術や新商品の開発に重点が置かれ、文系の連携、ビジネスモデルの構築やマーケティング、営業に関する連携がほとんど見られないこと。
○地方における連携は地域内の資源によってソリューションを導こうとする傾向にある。このコンソーシアムによりオールジャパンでの資源が利用でき、より高いレベルでの解決方法が見出せる可能性がある。
○大学における研究者が自らの研究を実学的に社会へ貢献するために利用したいという自発的な意向があるそうで、これらに地域の課題が提示されることにより研究がより社会生活に密着した形で実施される可能性がある。

今後の展開を楽しみに見守っていきたいと思っています(^^
 

コメント [0]  トラックバック [0] 投稿者 : 宮本 俊
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