[ 活動報告 ]
マニフェスト・スクール福井実行委員会主催によるマニフェストに関する勉強会に参加しました。メインスピーカーはマニフェスト政治の先駆者である元三重県知事、早稲田大学大学院公共経営研究科教授、および早稲田大学マニフェスト研究所所長の北川正恭氏でした。
同氏からはマニフェストとは何ぞや、という基本的な話から、その意義、地方分権時代における地方政府との関わり、政権としての政策に関する情報公開とその評価などについて広範な説明があり、大きな刺激を受けました。
講演後、質疑応答の中で私は「マニフェストの浸透は本来の目的(住民の幸福)の達成が置き去りにされ、手段(政策そのものの達成度)が中心に議論され。目的と手段の逆転が危惧されるのではないか?」という質問をさせて頂きました。北川氏はその質問に「マニフェスト政治を実施する際、非常に重要なポイントとなる。本来的な目的の達成度合いを評価することが重要で、そうゆう議論をたくさんしてほしい」とのお答を頂きました。