[ 活動報告 ]
3月20日。
青森での視察を終えた一行は秋田に移動し、再開発ビルの建設とNHK秋田放送局の誘致をメインに再開発を行っているJR秋田駅前を視察いたしました。
再開発ビルの名称は「ALVE」(アルヴェ)と言い、天文ファンではおなじみの恒星、アルタイルとベガから取ったそうです。また、秋田弁で「何かいいことアルヴェ(あるべ!)」という意味も含んでいるそうで、青森のAuga(アウガ:会うが!)や福井のAOSSA(アオッサ:会おっさ!)とともに、方言をビル名称に当てるのはよくある話だなと苦笑してしまいました(^^;
アルヴェの中には市民交流プラザとして子育て支援センター機能や音楽ホールなど、NPOなど市民団体と共同での市民サービス機能も複数入居しており、これだけで相当の入場者数を確保しているとのことでした。また同ビルの民間スペースにはホテルチェーンの東横インも床を取得しておりかなり高い稼働率を示しているとのことでした。
このビルの隣には別棟で(二階通路でつながってはいる)NHK秋田放送局も自前でのビルを建設、オープンスタジオなどを保有している。
この訪問で得た印象はNHKはもともと市民と触れ合う放送局を目指し旧放送局の老朽化もあり市街地の移転を志向していたこと、また、市サイドの開発計画上も相乗効果はそれなりに見込めるとはしながらもNHK自体に集客の核とする意図はなく、言い過ぎかもしれませんが、NHKはおまけというものでした。NHKを目玉に集客を目指すという考え方は的外れであり、NHK頼みの集客を模索しているとも取れる福井市の方向性に若干違和感を覚えながらも、本体のビル自体に魅力がないと集客は見込めないという結論に達しました。。。
福井市の担当の方、ゴメンナサイ。。。m(_ _)m
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